錦小学校 田中 謙臣さん

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ページID1029462  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

弛まぬ努力で 更なる高みを目指す

錦小学校 田中 謙臣さん

たなかさんの写真

昨年8月に、愛知県で開催された第11回全日本小学生ボウリング競技大会。本大会では、小学4年生・5年生・6年生のカテゴリーに分かれ、全国の代表選手が出場し日本一を争います。本大会に出場した田中謙臣さんは、4年生男子の部で、見事、優勝を果たしました。
田中さんは、6ゲームを投げて合計スコア上位10名が準決勝に進める予選を1位で通過すると、3ゲームを投げて競う準決勝も続けて1位で通過し、上位2名で競う決勝へと勝ち進みました。決勝は1ゲームのみの対戦となるため、予選・準決勝を順調に勝ち進んだ田中さんも「何が起こるかわからないため注意して臨んだ」と話します。結果は、対戦相手に20ピン以上の差をつけて快勝し、見事、優勝をつかみ取りました。
勝因について、「他の出場者は試合がライブ中継されるなど、普段と環境が異なる全国の舞台で緊張していたが、自分は、緊張せず楽しんでプレーできた。普段の練習量から自信をもって大会に臨むことができた」と振り返ります。
田中さんにはコーチはついていないため、プロ選手の動画などを独学で研究し、練習に取り組んでいます。多い時には1日に60ゲーム、1週間で120ゲームを練習で投げることもあり、豊富な練習量に裏付けされた確かな実力で、自信をもって大会に臨みました。また、本大会が、田中さんにとって初めての全国規模の大きな大会でしたが、家族からボウリングを楽しむようアドバイスを受け、緊張せず普段の力を発揮することができました。
田中さんの日々の努力は実を結び、今年3月に開催された第39回下野杯オール栃木チャンピオンシップトーナメントは年齢制限がなく、大人の選手と対戦する大会でしたが3位に輝き、公認大会では自身初のパーフェクトゲームを達成するなど活躍が続きます。
今後の目標は、今年8月に開催される全国大会での2連覇。そして再来年の大会での3連覇を見据えています。そのために、市外や県外のボウリング場へ練習に訪れ、様々なレーンを経験することで、どのような環境でも対応できる能力を養うよう取り組んでいます。
将来は国体への出場や、日本代表で活躍することを夢見る田中さん。夢に向かって笑顔の投球が続きます。

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