宇都宮高等学校英語部 佐々木 舜さん 金枝 央賀さん 佐々木 絢矢さん 長谷川 龍大郎さん 小林 大輝さん 笠松 亮人さん 仲山 灯さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
全国大会3度目の優勝 そして世界の壇上へ
佐々木 舜(ささき しゅん)さん 金枝 央賀(かなえだ おうが)さん 佐々木 絢矢(ささき しゅんや)さん 長谷川 龍大郎(はせがわ りゅうたろう)さん 小林 大輝(こばやし だいき)さん 笠松 亮人(かさまつ あきと)さん 仲山 灯(なかやま ともる)さん
昨年(さくねん)12月(がつ)、全国(ぜんこく)高校(こうこう)英語(えいご)ディベート連盟(れんめい)が主催(しゅさい)し、64校(こう)がしのぎを削(けず)った「第(だい)18回(じゅうはちかい)全国(ぜんこく)高校生(こうこうせい)英語(えいご)ディベート大会(たいかい)in(イン)栃木(とちぎ)」。
作新学院大学(さくしんがくいんだいがく)で行(おこな)われたこの大会(たいかい)で、宇都宮(うつのみや)高等学校(こうとうがっこう)英語部(えいごぶ)が、4年(ねん)ぶり3度目(どめ)の全国大会(ぜんこくたいかい)優勝(ゆうしょう)に輝(かがや)き、強豪校(きょうごうこう)としての意地(いじ)を見(み)せつけました。
大会(たいかい)は2日間(ふつかかん)にわたり行(おこな)われ、6試合(しあい)行(おこな)われた予選(よせん)を5勝(しょう)して4位(い)で通過(つうか)し、本選(ほんせん)へと駒(こま)を進(すす)めました。トーナメント方式(ほうしき)となる本選(ほんせん)では、準決勝(じゅんけっしょう)を順当(じゅんとう)に勝(か)ち上(あ)がり、決勝(けっしょう)では、予選(よせん)で敗(やぶ)れた相手(あいて)に見事(みごと)雪辱(せつじょく)を果(は)たし、栄冠(えいかん)を手(て)にしました。
ディベートのテーマは、予選(よせん)、決勝(けっしょう)ともに「日本(にほん)政府(せいふ)は、代理出産(だいりしゅっさん)を合法化(ごうほうか)すべきである。是(ぜ)か非(ひ)か」。部長(ぶちょう)の佐々木舜(ささきしゅん)さんは、大会(たいかい)や日(ひ)ごろの練習(れんしゅう)について「テーマは事前(じぜん)に公開(こうかい)されていたため、入念(にゅうねん)に準備(じゅんび)を重(かさ)ねていた。練習(れんしゅう)は放課後(ほうかご)に毎日(まいにち)2・3時間(じかん)程度(ていど)、時(とき)には、土(ど)・日曜日(にちようび)に練習(れんしゅう)することもあった」と振(ふ)り返(かえ)ります。
ディベートの試合(しあい)はチーム制(せい)で行(おこな)われ、相対(あいたい)する2チームが直前(ちょくぜん)に賛成側(さんせいがわ)と反対側(はんたいがわ)に振(ふ)り分(わ)けられ、一人(ひとり)ひとりの持(も)ち時間(じかん)の中(なか)で、両(りょう)チームのメンバーが交互(こうご)に意見(いけん)を述(の)べ合(あ)うターン制(せい)で行(おこな)われます。
英語部(えいごぶ)顧問(こもん)の吉田砂絵子(よしださえこ)教諭(きょうゆ)は「大会(たいかい)ではテーマへの理解度(りかいど)や論理(ろんり)の一貫性(いっかんせい)などが問(と)われるため、生徒(せいと)たちには、自分(じぶん)の意見(いけん)を分(わ)かりやすく伝(つた)える力(ちから)を付(つ)けることができるよう、普段(ふだん)の練習(れんしゅう)から声(こえ)を掛(か)けている。彼(かれ)らの練習量(れんしゅうりょう)は全国(ぜんこく)でもトップクラスではないか」と強(つよ)さの秘訣(ひけつ)について語(かた)ります。
全国大会(ぜんこくたいかい)での優勝(ゆうしょう)により、今年(ことし)7月(しちがつ)に行(おこな)われ、35カ国(こく)のチームが参加(さんか)した国際大会(こくさいたいかい)「Prague(ぷらーぐ) Debate(ディベート) Spring(すぷりんぐ) 2024」にも英語部(えいごぶ)として出場(しゅつじょう)を果(は)たしましたが、惜(お)しくも予選(よせん)を突破(とっぱ)することはかないませんでした。悔(くや)しい結果(けっか)でしたが、メンバーの佐々木絢矢(ささきしゅんや)さんは「実際(じっさい)に海外(かいがい)に行(い)ってさまざまなことが体験(たいけん)でき、視野(しや)が広(ひろ)がった。今後(こんご)自分(じぶん)たちが卒業(そつぎょう)し、大学(だいがく)進学後(しんがくご)や社会人(しゃかいじん)になってからも、またこのメンバーで集(あつ)まってディベートしたい」と前向(まえむ)きに話(はな)します。
日本(にっぽん)を飛(と)び出(だ)し、世界(せかい)への扉(とびら)を開(ひら)いた宇都宮(うつのみや)高等学校(こうとうがっこう)英語部(えいごぶ)の皆(みな)さん。メンバー同士(どうし)で培(つちか)ったローカルな絆(きずな)を胸(むね)に、グローバルな視点(してん)で世界(せかい)を見据(みす)えます。
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