宇都宮中央ジュニア 浅野 真央さん

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ページID1026459  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

常に高みを目指し憧れの選手のように

宇都宮中央ジュニア 浅野 真央さん

バドミントンをする浅野さんの写真

 今年1月、埼玉県で開催された「日本小学生バドミントンフェスティバルINくまがや」。
 全国9つのブロックで行われる予選会を勝ち抜いた選手のみが出場できる大会で、シングルスとダブルス、それぞれが小学4・5・6年生以下のカテゴリーに分かれています。
 その小学6年生以下シングルスの部に出場した浅野真央さんは、関東ブロック予選会での5試合、本大会での5試合の全ての試合で1セットも失うことなく、他の選手を圧倒する戦いぶりを見せ、見事、全国優勝を成し遂げました。
 浅野さんは「コートの後ろから攻め、ネット前からのショットで決めることができた」とプレーを振り返ります。また、「去年の大会では3位だった。今年は優勝できてほっとした」と笑顔がこぼれます。
 浅野さんがバドミントンを始めたのは3歳の頃。「父がバドミントンチームのコーチをしていて、練習を見てみたら楽しそうだった」ときっかけを語ります。
 現在は、週に6日、1日3時間から4時間の練習に励んでいます。練習では、基礎トレーニングに加え、今回の大会でも、特に、技術が光ったネット前のショットなどのテクニックの強化にも力を入れています。
 また、自身の強みを「体力があること。ラリーは体力勝負。相手が疲れてきても、自分はまだ動ける」と語る浅野さん。今大会では、日頃のトレーニングの成果が遺憾なく発揮されました。
 一方で、「小学6年生としては、パワーが足りないと思う」と強化したい点も明確で、さらなる高みを目指して努力を惜しみません。
 4月から中学生になる浅野さんは「小学生は、学年別で出場枠が分かれていたが、中学生になると、学年は関係なくなり、1年生のうちから3年生と試合をすることになる。自分にとって不利になるような状況でも、勝てるように頑張りたい」と真剣な面持ちです。
 憧れの選手は、東京オリンピック日本代表にも選ばれている山口茜選手。「山口選手は、取れないと思うような球も粘って取りに行く。私もそういう選手になりたい」と目を輝かせます。
 常に高みを目指し、練習に打ち込む浅野さんは、一時も止まることなく、まっすぐに未来へ突き進んでいます。

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