宇都宮短期大学附属高等学校 1年 手塚 悠木(てづか ゆき) さん

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ページID1049938  更新日 令和8年10月2日

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宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。

宇都宮短期大学附属高等学校 1年 手塚 悠木(てづか ゆき) さん

手塚悠木さん

 昨年(さくねん)12月(がつ)に受賞作品(じゅしょうさくひん)が発表(はっぴょう)された、「第(だい)69回(かい)日本学生科学賞(にほんがくせいかがくしょう)」。現在(げんざい)は宇都宮短期大学附属高等学校(うつのみやたんきだいがくふぞくこうとうがっこう)に在籍(ざいえき)する手塚悠木(てづかゆき)さんが、文部科学大臣賞(もんぶかがくだいじんしょう)を受賞(じゅしょう)しました。今年(ことし)5月(がつ)には、同賞(どうしょう)の受賞者(じゅしょうしゃ)から選抜(せんばつ)される日本代表(にほんだいひょう)として、リジェネロン国際学生科学技術(こくさいかがくぎじゅつ)フェア2026への参加(さんか)を果(は)たしました。
 手塚(てづか)さんが行ったのは「卵(たまご)を振(ふ)り子(こ)にしてみたら」と題(だい)した研究(けんきゅう)です。このユニークな研究(けんきゅう)テーマについて手塚(てづか)さんは「中学(ちゅうがく)1年生(ねんせい)の頃(ころ)から卵(たまご)を題材(だいざい)とした研究(けんきゅう)を続(つづ)けてきた。今回(こんかい)受賞(じゅしょう)した研究(けんきゅう)では、鳥(とり)などの動物(どうぶつ)の卵(たまご)が、自然界(しぜんかい)で転落(てんらく)などによる危険(きけん)にさらされる中(なか)で、結果的(けっかてき)に現在(げんざい)の形(かたち)で残(のこ)っているのはなぜかということに着目(ちゃくもく)し、その形状(けいじょう)や構造(こうぞう)にどのような合理性(ごうりせい)があるのかを追求(ついきゅう)した」と語(かた)ります。研究(けんきゅう)の中(なか)では、生卵(なまたまご)やゆで卵(たまご)、卵(たまご)の模型(もけい)などを糸(いと)に吊(つ)るした装置(そうち)を自作(じさく)し、結果的(けっかてき)に、生卵(なまたまご)の内部(ないぶ)の液体(えきたい)の三層構造(さんそうこうぞう)が相互(そうご)に干渉(かんしょう)することで、運動(うんどう)エネルギーの損失(そんしつ)が増(ふ)え、転(ころ)がった際(さい)などの被害(ひがい)を抑(おさ)えることに寄与(きよ)したのではないかと考察(こうさつ)しました。
 研究(けんきゅう)に興味(きょうみ)を持(も)ったきっかけについて「小学(しょうがく)2年生(ねんせい)の時(とき)の自由研究(じゆうけんきゅう)で、猫(ねこ)じゃらしの穂(ほ)の部分(ぶぶん)に力(ちから)を加(くわ)えた際(さい)、どのような素材(そざい)が下(した)にあると抵抗(ていこう)が少(すく)なく、一番(いちばん)早(はや)く進(すす)むのかという、猫(ねこ)じゃらしレースの研究(けんきゅう)で賞(しょう)を受賞(じゅしょう)できた。小学(しょうがく)4年生(ねんせい)の時(とき)に父(ちち)から、若(わか)いうちの柔軟(じゅうなん)な発想(はっそう)を大切(たいせつ)にしなさい、とアドバイスを受(う)けたことをきっかけに、思(おも)いついたことはメモを取(と)る習慣(しゅうかん)ができた。その積(つ)み重(かさ)ねが、現在(げんざい)の研究(けんきゅう)のアイデアの源泉(げんせん)になっている」と笑顔(えがお)を見(み)せます。国際科学技術(こくさいかがくぎじゅつ)フェアへの参加(さんか)については「英語(えいご)でのポスター発表(はっぴょう)を行(おこな)うため、他(ほか)の代表(だいひょう)メンバーや東京大学(とうきょうだいがく)の先生(せんせい)と一緒(いっしょ)に相談(そうだん)や練習(れんしゅう)を重(かさ)ねた。高校受験(こうこうじゅけん)と並行(へいこう)したため苦労(くろう)は多(おお)かったが、価値観(かちかん)の合(あ)う仲間(なかま)ができ、場数(ばかず)を踏(ふ)むことで大(おお)きく成長(せいちょう)できた」と語(かた)る手塚(てづか)さん。
 今後(こんご)の目標(もくひょう)について「今(いま)は、イルカなどが持(も)つと言(い)われる地球(ちきゅう)の磁場(じば)を知覚(ちかく)する能力(のうりょく)に関心(かんしん)がある。設備(せつび)の充実(じゅうじつ)した大学(だいがく)に進学(しんがく)し、より規模(きぼ)の大(おお)きな研究(けんきゅう)にも挑戦(ちょうせん)したい」と意欲(いよく)を燃(も)やします。
 飽(あ)くなき探究心(たんきゅうしん)で次々(つぎつぎ)と自(みずか)らの殻(から)を破(やぶ)り、世界(せかい)の舞台(ぶたい)へと羽(は)ばたいた手塚(てづか)さん。常識(じょうしき)に囚(とら)われないアイデアの数々(かずかず)を手(て)に、新(あら)たなる地平(ちへい)へと向(む)かいます。

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