宇都宮白楊高等学校 服飾デザイン科 井田 凛華(いだりんか)さん(3年) 荻原 海優(おぎわらみひろ)さん(3年)
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
宇都宮白楊高等学校 服飾デザイン科 井田 凛華(いだりんか)さん(3年) 荻原 海優(おぎわらみひろ)さん(3年)
左から、荻原さん、井田さん

8月(がつ)に、青森県(あおもりけん)弘前市(ひろさきし)で最終審査会(さいしゅうしんさかい)が行(おこな)われた、「ファッション甲子園(こうしえん)2026」。宇都宮白楊高等学校(うつのみやはくようこうとうがっこう)3年生(ねんせい)の井田凛華(いだりんか)さん、荻原海優(おぎわらみひろ)さんが、ゲスト審査員特別賞(しんさいんとくべつしょう)(木村絵理子賞(きむらえりこしょう))を受賞(じゅしょう)しました。同賞(どうしょう)は第3位(だいさんい)に次(つ)ぐ賞(しょう)で、全国(ぜんこく)から1715作品(さくひん)の応募中(おうぼちゅう)、32作品(さくひん)が書類選考(しょるいせんこう)による1次審査(いちじしんさ)を通過(つうか)し、最終審査(さいしゅうしんさ)はファッションショー形式(けいしき)で行(おこな)われました。
作品(さくひん)に込(こ)めた意図(いと)について、デザインをした井田(いだ)さんは「過剰(かじょう)な美(び)への追求(ついきゅう)から、内側(うちがわ)から張(は)り裂(さ)けて自壊(じかい)していく様子(ようす)を表現(ひょうげん)するため、表面(ひょうめん)は黄色(きいろ)と黒(くろ)で蜂(はち)のような配色(はいしょく)にして危険性(きけんせい)を表(あらわ)し、生地(きじ)にはあえて切(き)り込(こ)みやほつれなどを施(ほどこ)している。内側(うちがわ)は鏡(かがみ)をイメージした銀色(ぎんいろ)のエナメル生地(きじ)にすることで、作品(さくひん)を通(とお)して美(うつく)しさや正(ただ)しさの価値観(かちかん)を問(と)い直(なお)して欲(ほ)しいという思(おも)いを込(こ)めている」と語(かた)ります。デザイン画(が)は5種類(しゅるい)作成(さくせい)し、書類選考(しょるいせんこう)を通過(つうか)したのは、最後(さいご)に1時間(じかん)で書(か)き上(あ)げ「欲求(よっきゅう)」と名付(なづ)けた作品(さくひん)でした。
最終審査(さいしゅうしんさ)で作品(さくひん)を着用(ちゃくよう)し、ランウェイを歩(ある)いた荻原(おぎわら)さんは「自分(じぶん)たちの出番(でばん)は32番目(ばんめ)で最後(さいご)だったが、作品(さくひん)に自信(じしん)があったため緊張(きんちょう)はしなかった。色々(いろいろ)な人(ひと)たちに、作品(さくひん)を通(とお)して自分(じぶん)たちを表現(ひょうげん)したいという気持(きも)ちが強(つよ)かった」と振(ふ)り返(かえ)ります。
作品(さくひん)の制作期間(せいさくきかん)は2カ月半(かげつはん)に及(およ)び、中(なか)でも生地(きじ)の作成(さくせい)には、合計(ごうけい)で60時間(じかん)ほどを要(よう)したと話(はな)します。制作中(せいさくちゅう)に苦労(くろう)した点(てん)について井田(いだ)さんは「デザインした時点(じてん)では、立体(りったい)にした際(さい)に衣服(いふく)として着用(ちゃくよう)できる機能(きのう)を持(も)たせるところまで考(かんが)え切(き)れていなかったため、二人(ふたり)で実際(じっさい)に制作(せいさく)しながら試行錯誤(しこうさくご)を繰(く)り返(かえ)し、完成(かんせい)にこぎ着(つ)けた」と笑顔(えがお)を見(み)せます。
今後(こんご)の目標(もくひょう)について井田(いだ)さんは「自分(じぶん)にとって、衣服(いふく)の制作(せいさく)はあくまで表現(ひょうげん)のための技法(ぎほう)や手段(しゅだん)の1(ひと)つ。今後(こんご)も絵画(かいが)や立体造形(りったいぞうけい)なども含(ふく)めて作品(さくひん)を制作(せいさく)し、将来的(しょうらいてき)にはデザイナーとして自分(じぶん)の思想(しそう)を伝(つた)えていきたい」、荻原(おぎわら)さんは「ファッションはもはや自分(じぶん)の一部(いちぶ)で、今(いま)の自分(じぶん)はそれ無(な)しでは考(かんが)えられない。今後(こんご)はSNSなどで自分(じぶん)の世界観(せかいかん)ややりたいことを発信(はっしん)していきたい」と熱(ねつ)を込(こ)めます。
チームワークで見事(みごと)に賞(しょう)を掴(つか)んだ二人(ふたり)。自己表現(じこひょうげん)の欲求(よっきゅう)と真摯(しんし)に向(む)き合(あ)いながら、それぞれの未来(みらい)へと歩(ほ)を進(すす)めます。
このページに関するお問い合わせ
総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。













